東南アジアのうみとらべる

東京を拠点にして、東南アジアのぶらぶらを記録します。

コラム 上海(浦東空港ー虹橋空港)での空港間乗換に関する注意点


以前紹介した記事(参照:いつも航空券チケットの取り方 格安航空券の発見方法)内で、
Skyscannerでは簡単に格安チケットを予約する事が可能です。
 
しかし、格安の為に無駄なコストをかけないといけない、予約してみたら大変だった!
というチケットが中には存在します。
今回は失敗しがちな例をご紹介します。
 

中国東方航空 格安の代表格

 
東南アジアへの渡航が多いので、Skyscannerで検索すると必ずと言っていいほど、
提示されるルートに「中国東方航空」の結果があります。
時折、LCC以上に安い価格が提示される場合もあり、驚愕することが多いです。
 
安さにつられて、見落としがちになるのですが中国東方航空を予約する際に
必ず確認して欲しいのは、「上海乗換」の空港の場所です。
 
上海には空港が2つ存在して、「浦東空港*」と「虹橋空港*」があります。
浦東空港は逼迫する需要に対応する為に、上海万博に併せて建設された空港で
上海の浦東区にあるため、その名前がついております。
(*中国語表記 浦東→浦东 虹橋→虹桥

一方で、虹橋空港は従来よりある上海の玄関空港であり、主な国際線の発着は
ほとんどは浦東空港の方に移管し、現在は主に国内線が飛んでおります。
しかしながら、現在でも一部の日本を含む国際線が飛んでおります。
これがなかなか曲者で特に東京からの検索の場合、羽田ー虹橋線などがあります。
 
例えば羽田ーバンコクで検索した場合、様々なルートで検索が行われますが、
この様なルートが表示されることがあります。
skyscanner_capture1
ウキウキとチケットを予約して、「乗換は上海〜」と思っていると・・・
 
ここで注意して頂きたいのが空港間の移動の有無です。
この場合ですと、羽田から虹橋空港に到着後、浦東空港へと移動する必要があります。
これがかなり面倒ですが、こういったパターンが少なくない為か、
「空港間シャトルバス」が走っております。
シャトルバスに乗り込めば、ひとまず浦東空港までは行ってくれるでしょう。
 
skyscanner_capture2
よく見ると空港が違う!! 同じ上海だから大丈夫?

 
最も気をつけないと行けないのは、復路便。
なんと夜中に移動して待てという旅程となっております。
もちろん、この時間になりますとシャトルバスも無く、
最初から分かって購入しているのでホテルの手配などはありませんので、
移動・ホテルともに自分で手配する必要があります。
上海ですと空港近くのエコノミーホテルでもそこそこしますので、
折角安くでチケットを購入したのが本末転倒になりかねません。

skyscanner_capture3
よくよく見て行くと夜中に移動!!乗換でホテルをとる羽目に・・・
 
また、上海の両空港は24時間空いている訳ではないので、その時の裁量によりますが、
閉め出される可能性があります。
空港で夜を明かすのはかなり運任せになるので、それにかけるのはあまり賢明な選択では
無いかと思われます。
 
こういったチケットに気付かず、過去に友人が購入してしまい大変な面倒をしてしまったことがあったので、チケット予約時には必ず確認してください。
 
上記のルートは関西からも可能性はゼロではありません
 
このパターンでは香港やマカオなどに行き先を設定した場合、
マカオ・香港行きは虹橋空港からでる事が多いです
 
関西空港からは虹橋線はありませんので必然的に
関空ー浦東ー虹橋というルートが設定される可能性があります。
 
格安のチケットを購入する際はこういった落とし穴があったりしますので、
空港の乗換がないか、フライトスケジュールは必ず確認して下さい。
 
一度、恐いもの見たさで私も同様のフライトでマカオまで行った事がありますが、
かなりきついです
 
国際都市上海と言えど、夜中の空港職員では英語が通じにくい場合が多くトラブルの
原因なりかねませんので、閉め出された場合は最悪の状況になりかねません。
 
是非、チェックの上でチケットの購入をして下さいね〜^^

スポンサード広告
 

2019 うみとらべる All Reseved.