東南アジアのうみとらべる

東京を拠点にして、東南アジアのぶらぶらを記録します。

色々穏やかでない中上海へ行った8 総括

色々穏やかな出ない中上海へ行ったシリーズはこちら

中国もやっぱり面白いな


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たくさんの車が夜遅くまで走り続ける
 
 
大学に訪問した理由として、中国にもっと深くフォーカスをあてても面白いのではないかと思ったところが最大の理由です。
見えない壁ができつつある2国間ですが、だからこそそこを繋げる人は今後重要になってきます。
また、中国と一つで形容しますが、東西南北広大な領土を抱える国で中国の意志として、
一つに集約することはかなり難しい所です。(日本でもそれぞれ特色があるように)
上海、広東などはかなり中央の北京に反発することが多く、一つの法令を津々浦々適応させることすら、ままならないことだってあるようです。
特に国際都市との交わりが多い箇所では、ある程度国外的な視点を持っており、
冷静に中国を見ている人たちは意外と多く、驚くばかりです。
広大な国で、各地方どういった特色があり、かつて文化の発生の地であった中国は
まだまだ面白いことがたくさんある様に思えます。

海外でのビジネス

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アフリカから有名アーティストを招待。オシャレな新天地にてライブ。アフリカにしっかりとフックしてます。


今回で4回目となりました上海滞在でしたが、政治的に良くない状態が続いている中でも、
日本企業はやはり未だたくさんありますし、そこそこお見かけすることもありました。

中国はビジネス的にもかなり癖のあるところで、やりにくそう(少なくともかなりやりにくい部分は垣間みた)なところです。

やりにくいからこそ、またそれがビジネスになるという見方もできます。

幸いにも、日本人は2週間滞在ビザ免除の国3カ国のうちの1カ国です。
これは、世界の中でも最特恵待遇です。(ブルネイシンガポール、日本だけ)
アメリカやヨーロッパ人でさえ、24時間を超える滞在にはビザが必要になる国です。
 

日本企業の場合は、海外でさえも「拡張日本」の中でビジネスしている場合がやはり多いです。(なんてもいってもビジネスがしやすい&大手のサプライヤーとして一緒に出る場合が多い)
ですので、本当の意味でのグローバル企業になり切れていない部分がたくさんあります。
もちろんそこには、言語の壁、商習慣の壁、文化の壁、があるため容易ではないところです。

骨を埋める覚悟で海外へと渡る韓国人、中国人と比べてローカルは相手にしない
日本人だからこそ駐在で3〜5年交代などが成立するのかもしれません。

僕らの世代では、おそらくそういったことは通じないでしょうし、
適応力が問われてきます。

5年後には今まであった仕事が全く無くなるかもしれない変化の早い世の中で
自分がどのように行きていけるのかは常に考え、常に自分をアップデートし、
スペシャリストであり続けることが必要になるのでしょう。

まだまだ、僕らは世界を知らないし、世界は日本を知らない。

自分の目で、肌で感じて、自分の方向性を見極めていきければと考えてます。

そんなことを考えながら、今回の旅の結びとさせて頂きます。



 
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