現在のラオスの鉄道
現在のラオスはわずか総延長3.5km
タイのノーンカーイ<=>ラオスのタナレーン間を接続しております。
交通の足として利用されているというよりは、「鉄道で国境を渡る」という感覚での観光要素が強いものです。
長年の間、最貧国の位置にあるラオスでは「Land-lock country(内陸国)」から「Land-linked contry(各国を繋げる要衝)」へと目指しております。
経済的に大きな影響を与える鉄道インフラを敷設を実現することは、大きな経済的発展をもたらすと考えております。
長年の計画から、先般の中国との合意により構想から着工段階へと移りつつあります。
今回は具体的なルート、資金調達方法などをご紹介したいと思います。
計画路線
2015年現在ラオス政府から発表されている(Vientiane Times参照)鉄道敷設計画が4路線あります。
1A 中国ルート
A3 ベトナムルート
3C ベトナムルート
現在のステータス:調査準備段階
想定ルート:サワンナケート<=>ラオバオ(ベトナム国境)
出資者のマレーシアの「Giant Rail Company Limited」と
出資者のマレーシアの「Giant Rail Company Limited」と
220kmの計画を進めていくことに合意している。
KOICAによって3万ドルの実施調査を行う支援金が拠出される予定。
Laos Giant Rail Company Limited awarded the 220 KM Savannakhet to Lao Bao Electrified Railway's Project Management...
Posted by Dato Tock Min Kin on Saturday, 13 September 2014
3D タイルート
現在ステータス:調査準備段階
想定ルート:タケーク<=>サワンナケート<=>パクセー<=>バンタオ(タイ国境)
資金調達スキーム
最も心配される点としては、ラオス側にそのような視力があるかという点ある。
ラオスの主な産業は「売電・鉱山物」の2点が多くを占める。
しかしながら、技術力の乏しいラオスでは残念ながら安い値段での未加工の状態(付加価値のない状態)での販売となり、外資企業により技術的な供与を受け販売が行われている。また、その技術力を伝承や学習する環境や動機もあまり活発とはいえない。
上記の1Aルートでは総工費円。ということになっているが、
これが表向きの支払い配分である。
実際にはのところはこんな感じ。
不安要素満載でのスタート
過去にも外国援助・協力によりスタジアムを作ったものの整備やメンテナンスにかけ流お金が捻出できず廃墟のような状態になっているということがあった。