東南アジアのうみとらべる

東京を拠点にして、東南アジアのぶらぶらを記録します。

フィリピン ジョリービーとは

Jollibee(ジョリビー


フィリピンに行った方は否が応でも見ることになる

Jollibee(ジョリビー)はフィリピンでマクドナルドなんぞ軽く蹴散らすほどの最大ファストフードチェーンです。どのような経緯があり、ここまでの地位を確立したのかはわかりませんが、このジョリビー君はフィリピン人の心をぐっと掴んで離さないわけでございます。お

歴史


Mr.Tony Tan氏が彼の家族よ1975年にマニラのクパオ地区にアイスクリーム屋を開いたのがジョリビーの走りです。


  • 1978年 株式会社化し、ジョリビーとしてスタート 数年内に次々と現在も人気商品であるスパゲッティなどを導入していきます
  • 1984 現在のジョリビーの代名詞とも言える看板商品「CHAMP」がこの年に販売開始
  • 1986年 台湾へと出店し、海外の初進出を果たす
  • 1991年 100店舗達成 またこの年にルソン島(マニラのある島)外での初進出を果たしております
  • 1993年 フィリピン株式市場に上場
  • 1996年 200店舗達成
  • 2004年 500店舗達成
  • 2007年 600店舗達成
  • 2013年 850店舗達成

破竹の勢いで成長してきたJolliebeeは国際展開も早く、 '86年には海外進出を既に果たしております。マクドナルドフィリピンが1号店を出したは1981年でしたのでファストフード黎明期においてジョリビーがファンをいかに獲得し、マクドナルドが後塵を拝していたのかというところは深く掘り下げていくと面白いかもしれません。

 History of Jollibee(英語サイト)

グローバル展開


さて、前述のとおりジョリビーは世界展開をしておりまして、既にこれだけの国に店舗を構えております。
さすがジョリビー世界に展開中

ベトナムはそこじゃないけどね


フィリピンの労働力は元来よりほとんどの国民が英語ができるので、海外へと出稼ぎに行く人が多く今でもフィリピン経済をこの出稼ぎ労働者による送金が下支えしております。
出稼ぎ先では、フィリピンコミュニティができ、そこに「ジョリビー需要」が発生し、
次々と展開していくといった形で拡張していったのではないかと思います。
実際に香港のジョリビーに行けば、ほぼフィリピン人のお客さんで埋まっていました。
日本にフィリピン人労働者の人数が増えるれば、将来的には日本進出なんてもことももしかするとあり得るのかもしれません。

*ちなみに、外務省の統計によると2013年現在の日本に滞在するフィリピン国籍保持者は、約21万人、国別では、中国、朝鮮・韓国、に次ぐ第3位!これは本当にできる日が近いのかもしれません。

Jollibee Food Company ネットワーク



現在JFC(Jollibee Food Company)グループでは6つのブランドをフィリピンにて持っております。



フィリピン渡航経験者はいずれのブランドも一度は見たことがあるのではないでしょうか。上記ブランドは現在全てJFCの傘下に入っております。

このほかに海外にも別ブランドを複数所有しており、その大きさが伺えるかと思います。

さて、今回はフィリピン人が愛してやまないジョリビーをご紹介いたしました。
フィリピンに行きますとそれこそどこにもであると言っても過言ではないくらいに高確率で発見できるかと思います。
みなさんもフィリピンに行く機会がありましたら、ぜひジョリビーに行ってみてはいかがでしょうか?

久々にセブで食べたCHAMP ALOHAバージョン 食べ応え抜群!

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